ちょっとここらでむかしばなし。〜移り変わる世の中、ファン〜
古参というほどTwitter歴は長くないけれど、最近本当にTwitterしてる人が増えたな、と思う。
私がTwitterを始めたのは今から4年前。
高校1〜2年生くらいの頃。
自分のスマホを持ったのも高校1年生だった。
しかし、最近は違う。
小学生や中学生でスマホを持ってるのはもはや当たり前になってきている。
こないだなんて繋がりタグで「櫻井担JC2」って書いてる人を見つけた。
JC?女子中学生?2年?
正直、中学生は部活に勉強に汗水流して友達と遊んで青春を謳歌しろ、Twitterなんぞやってないで勉強しろ、と思った。
普通は高校受験に合格してからスマホ持つもんじゃないの?
今じゃ小さい子もスマホで器用に遊んでるから、もう時代の流れというか、そういうのも移り変わるんだなぁと感じるようになった。
移り変わると言えば嵐ヲタにおけるアカウントの移り変わり。
時代とともに嵐アカウントは変わってきたのだ。
酷かった年として、よく2014年が例として挙げられる。
最近Twitterを始めた人は知らないであろう2014年。いろんなことがまぁ酷かった。
いろんなの詳しい中身を話すとものすごい長くなるので省略させてもらうが、とにかく貶し愛の風潮が酷かった。
今のヲタクは
「翔くん可愛い~~♡もう保護したい~~愛され櫻井くん!!」
みたいなのがウヨウヨいる。
いわゆる「自担大好き保護ヲタ」とかいうやつ。
だいたいこの手のアカウントは、翔くんを例に挙げるとお尻と太ももと涙袋と…などなどパーツがが大好きで常に愛でている。
あと先輩後輩メンバーから保護されお姫様のように扱われる翔くんが大好き。愛されが主食。
可愛い櫻井くん万歳。
ぶちゃいくな櫻井くんも可愛い万歳。
ちなみに言うと私もこの中の1人に入る。
しかし、2014年は違った。
やたらと事故画(たまたま停止ボタン押したらそんな顔になっただけ)を集めては
「我の櫻井見てwwwwwwwwwwwwwwwwwwこの事故画の櫻井ブッサwwwwwwwwwwwwwwwwww」
と、とりあえず貶す。
除草剤巻きたくなるくらい草生やす。
いわゆるキチガイヲタなるものがそれはもうたくさんいた。
嵐ファンはひどかったが特に櫻井担がいっちばんひどかった(笑)
2014年、キチガイヲタの特徴として
・一人称が「我」
・名前が食べ物
・公式マーク
・志村けんのモノマネした時orエレキテル連合朱美ちゃんの白塗り嵐
・すごい雑なコラ
・下ネタ平気で言う
・ガタガタ、よろ( ^o^)Г☎チンッ、三└(┐卍^o^)卍ドゥルルル、(∩^o^)⊃━━━━━☆゚.*・。、┗(↑o↑)┛<エゥンェゥゥゥゥゥンなどのやばい顔文字を多用
など挙げられる。
他にも挙げだしたらキリがないがざっとこんなもん。
今、「櫻井くんかわいい!愛され翔くん♡」みたいなツイートをしている保護ヲタでも、昔は上記のどれか一つに当てはまる人が多いのではないだろうか。そして今はその過去を必死に隠している。
そう、ドキッとしたそこの君だよ。
最近はキチガイヲタも減り、今は自担を"愛でる"傾向にある。
かつて貶していたのにその事を忌み嫌い、「櫻井くんのこと悪く言うやつは燃やす」とでも言わんばかりに怒る人だっている。
そう、例を挙げると私だ。(お前かい)
私はそこまで貶すことはなかったが、2014年そういう風潮でないとTwitterでは生き残れない、みんなから嫌われると思った。
しかし演じるのは疲れてきて、周りに合わせてしんどくなった。
だってまず一人称「我」って。お前どこの時代の人だよ。もしくは中国人か。
これはいつまで続くんだろう。
ちょっと私もツイート普通に戻そうかな。
まずは一人称「私」に戻す?
ずっとこのまま続くんじゃないだろうか。
などと葛藤をしながら日々Twitterをしていた。
ところがどっこい、どういう理由かそんな風潮は一気に減り、貶し愛から「自担愛で期」が到来するのであった。
そもそも、「貶し愛」に「愛」はあるのだろうか。貶しと愛、真逆の位置にいる二つの言葉。
貶し愛の定義が分からず、調べてみたら、
好きな芸能人や友人、恋人などを貶(けな)すも、好きという行為
というのが出てきた。また、貶すことにより、好きな対象が身近に感じられることもあるようだ。
私は好きな人を貶すのはそこまで悪いとは思わないが、ただ単に相手を傷つけたり貶めたりするような言い方はよくないと思う。
本当に心の底から大好きで貶すなんてことが嫌い!有り得ない!っていう人が大多数なのは事実。
そういう人が見ても不快感を与えないように、個人の愛の表現として「貶し愛」をするべきではないだろうか。
ここの線引きは本当に難しいのだけれど、一つのその人の個性ある表現として許容して見れる人になりたい。もっとも、あの頃のような貶しは見てて不快なのでしてほしくないけれど。
時代を生き抜くためにアイドルは変わっていく。
ファンも同じように変わっていく。
「あの頃はひどかったね」なんて昔話で今は笑い飛ばせるようになった今。
あの頃があったからこそ、今とても仲良くなれて交流が続いてる人だっている。
これからもめいいっぱい自担を愛で、移り変わりゆく時代とともに生きて行こうではないか。